高齢者の膝の痛みの原因とは?変形性膝関節症の症状

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70代、80代のご高齢の方で
「ひざが痛い」と訴えたら、一番多い病気は
「変形性膝関節症(へんけいせいひざかんせつしょう)」です。

※「変形性膝関節炎(へんけいせいひざかんせつえん)」は正式な病名ではありません。

「膝がこわばる」
「立ち上がったり、歩きはじめが痛い」
「階段で痛む」

という症状からはじまり、やがて、

「歩けない」
「じっとしていても痛い」

となってしまい、
今までのような生活ができなくなってしまいます。

高齢者ご本人はもちろん、
周りの家族などにも負担がかかってきますので
ここでぜひ、
「原因と症状」を分かっておいて下さい。

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変形性膝関節症の原因は「軟骨」にあった

ひざの構造が「加齢」によって変わってしまい、
関節に炎症が起きて痛むのですが、
そもそも根本的な原因は
「関節の軟骨が弱ってすり減ってしまうこと」です。

変形性膝関節症になってしまう流れ

老化によって骨が変形。
関節の軟骨や半月板(ひざの衝撃を吸収するクッションの役目)が、
年齢のせいでしなやかさが失われ、
硬くなり、徐々にすり減ってくる。

膝に負担がかかるようになり、
ひざを支えている4本の靭帯も傷んでくる。

「関節のぐらつき」や、
「関節の硬さ」へとつながり、
膝の筋肉も弱ってくる。

ますます軟骨がすり減り、
すり減るときに出る破片が関節の中に散り、
関節内炎を起こし痛みがさらに増す

体重が傾いた一方へ集中し、
ひざの内側か外側どちらかに傾いてくる
(O脚・X脚)
体重が増えると、その分ひざへの負担が増え
さらに軟骨や半月板が摩耗してしまう。

ひざへかかる負担が増え、ますます痛みが増える。

最終的には、軟骨がハゲてしまい、
関節の中で骨が露出して、
「骨と骨がこすれ合う」状態に。

どんな症状?

「階段」や「立ったり座ったり」で痛む

軟骨がすり減り半月板が硬くなって
クッション性がなくなったところに
自分の体重などの大きな力がかかるので痛みます。

ひざが腫れる

膝関節水腫(ひざかんせつすいしゅ)という、
いわゆる「水がたまった状態」です。
膝に無理がかかる事によって炎症が起きて、
水(関節液)がたまります。

曲げ伸ばしがやりにくい

ひざの炎症をくり返すと、
関節がだんだんと硬くなってしまい、
曲げ伸ばしが不自由になってきます。

また、
痛みのため動かさなくなってしまう事も
硬くなる原因のひとつです。

ひざが痛くなるほかの病気

以下の症状があったときは、
「変形性膝関節症ではない場合」があります。

早めに整形外科へ行き検査を受けて下さい

関節リウマチ

関節リウマチとは、関節の炎症が全身に広がり、
関節が破壊されてしまう病気です。
原因ははっきりと解っていません。

■特徴

  • ひざが、片方だけではなく”両方”痛む
  • ”静かにしているときも”膝が痛む
  • 熱が出たり、だるいなどの全身症状
  • ひざが腫れる

痛風(つうふう)

痛風とは、「急性関節炎発作」とも言い、
食べすぎや運動不足により「尿酸」という物質が代謝されなくなり、
関節炎をおこす病気です

「足の親指」に起こることが多いですが、「ひざ」へ出る人もいます。

■特徴

  • 発症するのは90%以上が男性
  • 急に、足の親指に激痛が起こり赤く腫れる。
  • 夜中にひざに激痛が起こり数日痛みが引かない。

化膿性関節炎(かのうせいかんせつえん)

ひざのなかに細菌が入り、炎症を起こし、
処置が遅れると関節が破壊されます。

手術後に起こりますが、
ひざの怪我により傷口から感染することもありますので注意が必要です。

「腫れ」「強い痛み」「発熱」などが特徴です。

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