出産後~育児中のひざの痛みは整形外科?整骨院?間違った病院の選び方

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産後や育児中の膝痛で
「立ったり座ったりが痛くて痛くて・・・」
「もう赤ちゃんを抱っこできなくなるんじゃ?」

など、不安いっぱいで来院する女性の方から
『整形外科』と『整骨院』と『接骨院』、どこに行けば良いのでしょうか?
という質問を多く頂きます。

「整形外科」と「整骨院」の両方に勤務経験のある管理人が
「育児ママのための病院選び」を分かりやすく解説していきます

⇒ 痛みの「原因」を知りたい方はコチラ

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その前に「接骨院」と「整骨院」って何が違うの?

結論から言えば、「整骨院(せいこついん)」も「接骨院(せっこついん)」も同じものです。
違いはありません。「呼び方」が違うだけなのですね

むかしは「ほねつぎ」などと呼ばれていましたが、
最近開業する先生たちは「なんとなく古臭い」という理由などから
「○○接骨院」とか「▲▲整骨院」と名付けているだけなのです

つまり、

接骨院=整骨院=ほねつぎ

全部同じものです

もちろん3つとも、国が定めた国家資格は持っていますよ

それでは「整形外科」と「整骨院・接骨院」の違いは?

厳密に言うと、国が定めた業務範囲や外傷以外の疾患の取り扱いなどで違いはあるのですが
ここを話し出すと難しくなりますので、あえて分かりやすく
患者様側からみた「実際に受診するときの違い」で見ていきます

かんたんに比較しますと以下のようになります

◯=できる
☓=できない

整形外科 整骨院・接骨院
X線(レントゲン)検査 ×
血液検査(リウマチ等の検査) ×
CT・MRI ×
注射 ×
マッサージ
飲み薬(内服薬) ×
湿布(貼り薬)
ギプス ×
テーピング

補足

  • レントゲン検査では、膝痛の場合「関節軟骨の状態、骨の異常」を確認します
  • 注射(痛み止め)は、即効性はありますが根本的な治療ではありません
    痛みが楽になったからと言って同じ生活を続けていれば再び痛みが発生します
  • ギプスは、骨折や膝の重度の損傷に用いますが、いわゆる「副木(シーネ)固定・あて木」なら整骨院・接骨院でも行えます
    ただし、痛みがひどい時は、患部を完全に覆う「ギプス」の方が、固定力が強力ですから
    痛みがはるかにラクです。ギプスを巻くとウソのように激痛が引きますので

まとめ

一見すると、圧倒的に整形外科が有利に見えます

確かに、
「整骨院・接骨院」は、あん摩・マッサージ、はり・灸師と同じ業務範囲の資格とされ
外傷による捻挫や打撲に対する施術と骨折・脱臼の応急処置に限られています

さらに、整形外科では専門的な検査を行えるので正確な診断が可能です

しかし、ちょっと待って下さい

だからといって
「さあ!みなさん整形外科に行きましょう!」とは言えない理由もあります

実は、医療現場で患者様に接していると、
こいう声を聞くのです

「整形外科では細やかなリハビリをやってくれなかったが、整骨院ではやってくれた」

「整形外科で痛みが取れなくて先生に相談したら『もう、やりようがない』と言われたが、
接骨院に行ったら「ストレッチ」「テーピング」などをやってくれてラクになった」

「日常生活での対策・予防方法など、整形外科では教えてくれなかった細やかな対応がうれしかった」

という「声」があることも事実なのです

さらに、
「『専業主婦で時間あるんだろうから~』と、まるで『ヒマ人』のように扱われムカついた」
という女性の方までいらっしゃいました

こどもが小さい時の日常は、すべてが自分のペースでは進みません。
それは想像以上に大変なことです

精神的に不安定になることもしばしば
皆が「たのしい子育て」が出来ているわけではありませんよね

”妊娠~出産~育児”という流れは、男性は経験していません
したがって、育児ママの気持ちをわかってくれるかどうか?
そのあたりを重視したい女性も多いかと思います

「だったら女医さんがいいのでは?」と思うかもしれませんが
以外に女医さんは、キツイ性格の先生も多いですね。。。(スミマセン)
もちろん全員がそうではありませんので念の為

また、
育児中のママは母乳で授乳中の方もいらっしゃいますので
薬などは使用しない体にやさしい治療
を望まれる方も多いでしょう

わたしが勤務していたクリニックの整形外科医は
「電気」「くすり」「注射」で治らなければ
「あとは手術しかない」というスタンスでした

とにかく忙しいので
「腰を据えてゆったりと患者様の話を聞く」という姿勢は
ほとんど見受けられませんでした
(ここでも、もちろん「全員が全員そんな先生ばかりではない」という事も
付け加えておきます)

一方、「整骨院・接骨院」の先生は
地域密着型で細やかな施術を行う先生が多いようです
なぜなら、今は「整骨院・接骨院」の”生き残る道”はココしかないからです

とは言っても、
あなたと先生との「相性」もあるでしょう

通院しやすいかどうか?もあるでしょう

どこを重視するか?

仕事をしているので「とにかくスグに痛みをとりたい」のか?
細やかな施術で「色々なことを相談したり教えてもらったりしたい」のか?
「先生との相性」が第一か?

最終的には、上記を参考にご判断下さい
としか申し上げられないのが心苦しいところなのですが、
それでは申し訳ないので
(独断ではありますが)いくつか「ヒント」をさしあげて、終わりにしたいと思います

【タイプ別】育児ママの病院選びのヒント

「初対面の人と会う時は必要以上に気を使って緊張してしまうママ」の選び方

 どちらかといえば地域密着型の整骨院や接骨院がおすすめ

事前に電話でそれとない質問をして対応をみると、
なんとなく「感じがいいかどうか?」分かるものです。

近所に知人がいる場合は、評判も聞いてみましょう

ただし、ネットの口コミは参考程度に
※掲載の口コミは”やらせ”も多いです
 ⇒医者は信頼できない!良い医者の見つけ方2つ

じっくりと話を聞いてくれるやわらかい雰囲気の先生なら
あなたの緊張も少なく、聞きたい事も聞けるのではないでしょうか

また、質問がいくつかあるときは
紙に書き出してそのまま先生に見せてしまうのもコツです

必要ならば整形外科を紹介してもらい適切な検査を受けて下さい
そういったお願いも快く受けてくれる先生なら最高ですね

「細かいことは気にしない!時間もないし、とにかく痛みを取りたいママ」の選び方

 スグに痛みを緩和するなら「注射」も「飲み薬」も可能な整形外科でしょうか

自分のペースでバンバン話していけるタイプのあなたは
整形外科の忙しそうなドクターにも臆することなく
あなたリードで診察時間を使う事が出来るでしょう

母乳育児を行っていないママでしたら、
「痛み止めなどの飲み薬」も出してもらえますから
婦人科の先生に相談しながら使ってみるのも手です
※授乳中のママは「痛み止め成分」について必ず相談してください

しかし、
MRIやレントゲン検査で「異常なし」と言われても
相変わらず痛みが続く事があります。

「通院しても良くならない」
「薬を使っても変わらない」
などですね

そういう場合、こちらとしては、
検査で「異常なし」なのに、ナゼ痛いのか?
ここを知りたいわけです

痛いのだから、どこかに異常があるはずです

そこをきちんと説明してくれる医師か?
原因を「見つけようと」してくれる医師なのか?

また、まれではありますが、
あまり何度も問いただすと「心の病」と診断されてしまう場合もあります。

そうすれば説明が成り立ってしまうからです。
「検査でどこにも異常がないのに痛いのは精神的なもの。気持ちの問題だ」と。

こういう医師は避けたいです

「はじめての子育て真っ最中でわからないことだらけママ」の選び方

 比較的時間を割いてくれて何でも相談できる雰囲気の整骨院・接骨院でしょうか

外出もなかなか難しいあなたは、まずは一度、
近所の整骨院・接骨院で色々と相談してみて下さい

もし、この時点で、あまり親身に聞いてくれない先生なら
早めに転院しましょう!
必ず、気の合う先生とめぐり会えるはずです

そういう先生に会えたら、
そこで「自分の疑問点や不安なところ」を聞いてみます
必要なら整形外科を紹介してくれるでしょう

また、整骨院・接骨院とはいっても
「以前は整形外科に勤めていた」という先生も多いものです(わたしのように)
古巣の整形外科なら、対応も丁寧に行ってくれる可能性は高いですから
紹介もしてもらいやすいでしょう

以上、かなり独断ではありますが
いくつかコツをまとめました。

あなたのひざの痛みが1日でも早くラクになり
少しでも余裕をもってお子さんと向き合えるためのご参考になれば幸いです

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