運動不足で膝痛になるの?痛み止めが効かない悪循環に・・・

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「最近、膝が痛いんですけど、運動不足だからでしょうか?」
「体が”なまっている”からかな~?」

患者さんからよく聞く質問ですが、
ここを間違ってしまうと、よかれと思って行った運動も
逆効果となり、かえって痛みがひどくなる方がとても多いのです。

さらに「痛み止めのクスリが効かなくなる痛み」にもつながっていきます

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運動不足からくる場合

原因として考えられるのは、以下の2つです。

【1】筋力が落ちた事が原因

ひざを動かさなければ、筋力が落ちます。

特に”太もも”や”ひざ周り”の筋力が落ちると
膝へかかる負担が増し、それが「痛みの原因」となっていきます。

ただ、
「普通の生活」をしていれば、これは、あまり心配いりません。
普段の生活で最低限の筋肉は使っているからです。

わざわざ運動をしなくても
「普通に使っていれば」筋力はそれほど低下しません。

心配なのは、
さまざまな原因により「横になっている時間・寝ている時間」が多い生活のときです。

【2】関節が硬くなった事が原因

関節は使わないと
柔軟性が落ちて、わやらかさがなくなり
硬くなります。

そうなってくると、
「関節まわりの組織の痛み」となり、
じっとしていても「重い痛み」を感じます。

また、
この痛みには「痛み止めの飲み薬」も効かなくなります。

関節からはなれた「筋肉」「筋膜」の痛みは、
いわゆる「慢性の痛み」となって
「痛み止めを飲んでも効かない」となり、
ダラダラと飲み続けることにもなってしまいますので
注意が必要です。

やがて膝が硬くなり、伸びなくなると、
歩く時に腓腹筋(ふくらはぎ)に負荷がかかり、
その負担はやがて「股関節の痛み」となってあらわれる
悪循環になってきます。

運動不足とは”関係ない”場合

膝が痛いという場合、
「運動不足」とはあまり関係ない事の方が、実は多いのです。

「膝がなまっているから」または「運動不足だから」痛いのではなく、
ひざの関節に炎症が起きて痛みが出ています。

もちろん、
その炎症が元となり、柔軟性が落ちてひざが硬くなり
慢性化した痛みになっていく事もあるのですが。

膝の痛みの悪循環

上記の理由で痛みが出ることで、
悪循環のサイクルにハマってしまう場合があります。

膝が痛くなる

生活で無意識にかばってしまう

関節周りの組織に柔軟性がなくなってくる(硬くなってくる)

関節の動きが悪くなる(動きはじめに痛む・曲げると痛いなどの症状はコレ)
※この痛みには痛み止めのクスリが効きません

痛みがさらに悪化

場合によっては
かばって歩くことで反対側の健康な足にも負担がかかり
「両足とも痛い」ということにもなってしまいます。

こうなる前の早い段階で処置をしたいですね。

「ただの膝痛」ではない場合

「ひざではなく他に原因があるのでは?」
「何か内蔵の病気かも・・?」

ということが、みなさん気がかりだと思います。

ひざが痛くなるほかの病気も参考にしてください。

最終的には実際に診ないとわかりませんので、
気になる場合は病院での診察をおすすめしますが、
「目安」としていくつか
「膝に痛みの出る病気」をお伝えしておきます。

痛風(つうふう)

もともとの体質や、食生活により
「尿酸」という老廃物が血中に増えて「関節炎」をおこします

中年男性に多く、
ある日突然関節に激痛が起こり、赤みをおびて腫れてきます。

関節リウマチ

免疫の異常で関節の炎症が全身に広がり
腫れや痛みが出て、関節が、ひどく変形してしまいます。

朝、起きる時にこわばり、膝が「右と左の両方」痛みます。
熱が出る・だるい・ひざの腫れなども特徴です。

変性半月板・遊離体

痛みと「ひっかかる感じ」があります。
曲げたり伸ばしたりが不自由になり、
病院でのレントゲン検査、MRI検査で確認できます。

化膿性膝関節炎

ひざに細菌が入り、激痛と腫れが出ます。
「腫れ」「強い痛み」「発熱」などが特徴です。
関節液を調べると「膿」がみられます。

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