産後のひざの痛みは要注意!こんな症状は出産による膠原病の可能性も
出産後、育児に追われる日々。
そんな中で、
腰やひざが痛くなることはよくありますが、
膝関節の痛みにあわせて
以下のような症状があったら要注意です。
「熱がいつまでも下がらない。普通のカゼとは何か違う」
「全身がだるく痛い。こわばる感じも・・」
「赤い発疹やアザみたいなものが・・」
こういう場合、
決して多くはないですが「膠原病(こうげんびょう)」の可能性もあります。
早めに病院で診てもらいましょう。
膠原病は出産がきっかけで発病することもあるからです。
膠原病の可能性
膠原病とは、「免疫反応の異常」で、
「細胞と細胞の間を結合している組織」に「炎症」が起こり
全身に病変が生じる一群の病気のこと。
細胞と細胞の間を結合している組織は「結合組織」といって、
細胞が生きていく上で欠かせない重要なはたらきをしています。
■ 原因
はっきりと分かっていませんが、いくつかの要因があるようです。
- 遺伝的な要因
- ウイルス感染
- 紫外線の影響
などです。
■ 初期症状
- 発熱が続く
- 関節や全身の筋肉の不快な痛み、こわばり
- 赤いアザのような赤斑・プツプツとした発疹
- 冷えると、突然指先が白色や紫色になる
- だるい
※あくまで「代表的」な症状で、上記のみではありません。
神経質に考えると、すべてがそう思えてしまうのですが、
あまり症状が長引くならば 、
やはり一度病院で診てもらった方がよいでしょう。
何科に行けばいい?
まずは内科でいいと思います。
もし、「膠原病の可能性が高い」となったら、
主治医と相談して「専門の科(膠原病・リウマチ内科など)」に
移ることが多いですから。
関節リウマチであるなら整形外科でも大丈夫です。
日本リウマチ学会の認定医などを基準に選んでもいいでしょう。
育児中の膝痛の原因となるものは他にもいくつかあります。
こちらにまとめましたので、ご参考にしてください。